講義情報 |
専門セミナー / 社会問題の経済学 |
科目名: | 専門セミナー |
副題: | 社会問題の経済学 |
英語名: | Economics of Social Problems |
担当教官名: | 山内直人 () |
職名: | 助教授 |
単位数: | 2 |
配当セメスター: | 第3セメスター |
授業目的: | 子供の数が減るのは本当に困ったことか? 女性の社会進出は離婚率を高めるか? 失業の増大は犯罪を増やすか? 国立大学は民営化すべきか? 経済学部の授業料が医学部と同じなのはおかしい? 郵便の国家独占は正当化されるか? 営利企業が病院を経営するのは問題か? 預金者保護のためなら税金投入も許されるのか? 学校でのボランティアの義務化は愚策か? 公的年金や公的介護保険は本当に必要なのか? 現在の日本を悩ませる様々な社会問題を、経済学の観点から考え直してみることによって、 経済分析がどこまで有効か(あるいはどこから有効でないか)理解することがこのセミナーの目的です。 |
授業内容: | 毎回、新聞や雑誌の記事を題材に、参加者自身がプレゼンテーションを行い、それに基づき議論を行います。あわせて、研究テーマの探し方、報告の仕方、司会者の役割、パソコンによる要旨や図表の作成法、経済論文の執筆法などについて、実践を通じて学びます。 |
教科書: | 特に定めません。 |
成績評価: | 出席、プレゼンテーション、議論への参加、小論文を同等に評価します。 |
コメント: | 予備知識は全く要りません。様々な問題を経済学で考えてみようという知的好奇心を重視します。最近よく見かける「無口、無気力、無関心」学生の応募はご遠慮ください。また、3年生、4年生はできればご遠慮ください。これまでさぼっていたが、これから(心を入れ替えて)経済学をきちんと勉強してみたいという人も歓迎します。ただし、いわゆる「楽勝ゼミ」ではないので、そのつもりで。質問があれば、遠慮なく研究室(国際公共政策研究科新棟4F)においでいただくか、電子メイルや電話で問い合わせてください。 電子メイル: 参照サイト:http://www2.osipp.osaka-u.ac.jp/~yamauchi/ 電話・FAX:06-6850-5621 |