講義情報 |
プロジェクト演習−NPO・NGO研究 |
科目名: | プロジェクト演習−NPO・NGO研究 |
英語名: | Project Study: Quantitative Analysis on NPOs and NGOs |
担当教官名: | 山内直人 () |
職名: | 助教授 |
単位数: | 4 |
履修対象: | 博士後期課程学生 |
開講学期: | 通年 |
曜日・時限: | 土曜日・2時限(10:30〜12:00) |
開講場所: | 演習室B |
講義概要: | このプロジェクト演習では、民間非営利セクターの現状分析、経済理論的な位置付け、税制をはじめとする関連制度・政策など、民間非営利活動に関する様々の問題について研究対象として関心を持つ受講者に、共同で研究プロジェクトに参加していただき、その成果を研究報告書やモノグラフとして刊行することをめざす。 これまでに、このプロジェクト演習参加者が参画して誕生した成果として、『ボランティア革命』(東洋経済新報社)、『NPOデータブック』(有斐閣)、『NPO最前線:岐路に立つアメリカ市民社会』(岩波書店)、『インターネットとNPO』、『ケーススタディ・日本のNPO』などがある。 |
授業計画: | 最初の数回はこの分野の最新の著書・論文を読み、土地勘をつかむ。その後、共同プロジェクトの企画を検討し、分担を決め、アウトプットを作成する。 プロジェクトの詳細は演習の中で議論するが、今年度は、福祉、医療、教育、文化、国際協力、ボランティアなど、参加者に担当分野を割り当てたうえ、共同で「NPOデータベース」を作成し、日本のNPOの数量的な特徴を分析してはどうかと考えている。 |
文献案内: | Susan Rose-Ackerman, "Altruism, nonprofits,
and economic theory", Journal of Economic
Literature 34, pp.701-728, 1996. Lester Salamon, Holding the Center: America's Nonprofit Sector at a Crossroads, The Nathan Cummings Foundation, 1997. (山内直人訳『NPO最前線:岐路に立つアメリカ市民社会』岩波書店、1999年) Lester Salamon, Partners in Public Service: Government-Nonprofit Relations in the Modern Welfare State, Johns Hopkins University Press, 1995. 山内直人『ノンプロフィット・エコノミー』日本評論社, 1997年. 山内直人編『NPOデータブック』有斐閣, 1999年. |
受講要件: | この分野に強い関心を持つこと。 |
成績評価: | 単位取得のためには、出席とプロジェクトへの積極的な参加が必要である。 参照サイト:http://www2.osipp.osaka-u.ac.jp/~yamauchi/ |