講義情報 |
研究セミナー / 政策科学 |
科目名: | 研究セミナー |
担当教官名: | 山内直人 () |
職名: | 助教授 |
単位数: | 4 |
配当セメスター: | 第5-6, 7-8セメスター |
テーマ: | 政策科学 |
内容: | 経済学は漫然と講義を聴いていてもちっとも面白くありません。この研究セミナー「政策科学」では、毎日の新聞に登場する身近な政策上の問題を取り上げ、経済学の道具で考え、みんなで議論し、最終的には、共同で論文を書いてみたいと思います。「経済学で考える」、「経済学を使ってみる」というのがこのセミナーの最大のねらいです。 取り上げるテーマの例として、教育改革、司法改革、結婚・離婚、子育て支援、女性差別、高齢化と介護、医療政策、発展途上国に対する援助、環境政策(環境税や排出権取引)、IT革命とデジタル・ディバイド、社会資本整備、都市問題、NPO・NGO、ボランティアなど。将来、国際機関、中央省庁、地方自治体、企業の調査部、シンクタンク、新聞社などで働きたいと考えている諸君には、その模擬体験ともなるでしょう。ご希望があれば、こうした方面に就職した先輩を招いて話を聞く機会を設けます。また、私自身かつて官庁で働いていたので、その経験を踏まえて就職のアドバイスなどもします。 |
運営方法: | 夏休み前までは、パソコン、特に表計算ソフトを活用して、簡単な経済分析の方法と経済論文の書き方を学び、これと並行して入門的なテキストや短い新聞・雑誌記事を題材におもしろそうな論文テーマをみんなで発掘します。後半は、3〜4人のグループで実際に論文を作成していただきます。週1回の定例セミナーのほか、合宿、海外・国内研修旅行、工場見学、国際交流などを参加者自身に企画していただきます。 |
応募条件: | 経済学もパソコンも予備知識は全く要りません。知識やテクニックよりも、様々な問題を経済学で考えてみようという知的好奇心を重視します。これまでさぼっていたが、これから(心を入れ替えて)経済学をきちんと勉強してみたいという人も歓迎します。 |
提出資料: | 参加願を提出するほか、志望動機、特技・趣味などの自己PR、連絡先を電子メイルでまでお送りください。 |
選抜方法(1次選抜): | 必要に応じ面接を行う予定です。 |
コメント: | 応募前に、山内研究室(国際公共政策研究科新棟4F)を訪問されることをお勧めします。また、質問があれば、遠慮なく電子メイルや電話でお問い合わせください。 電子メイル: 参照サイト:http://www2.osipp.osaka-u.ac.jp/~yamauchi/ 電話・FAX:06-6850-5621 |