2024年5月11日(土)日本社会関係学会 月例研究会
「政策研究ゼミ」「社会関係事典ワークショップ」「政策研究フォーラム(日本型企業不祥事)」
日本社会関係学会では、会員向け月例研究会を定期的に開催しております。
「政策研究ゼミ」は、大学院生など初学者を対象にしたゼミ形式の研究会です。修論・博論を含む研究論文の執筆を支援します。
「社会関係事典ワークショップ」は、参加者が収録用語を分担執筆して社会関係事典を作成する会員参加型プロジェクトの編集会議です。
「政策研究フォーラム」は、公共政策、社会問題、市民社会などに関する幅広いテーマについて、毎回ゲスト講師等による講演や研究報告を行います。
三つの研究会は同日に連続して開催され、全部参加することも、一部だけ参加することもできます。
また、会場での参加のほかオンラインでも参加可能です。
当会会員であれば参加費は不要です。
皆様の研究ネットワークや学生への広報にご協力いただければ幸いです。
5月の例会は、5月11日(土)に下記のとおり開催いたしますので、ぜひ多くの方にご参加いただきたく、ここにご案内させていただきます。
参加ご希望の方は、下の【参加申込方法】に従い、5月9日(木)までに事前申し込みをお願いします。
日時:2024年5月11日(土)13時~17時
会場:日本大学経済学部7号館
住所:東京都千代田区神田三崎町
JR水道橋駅から5分程度または地下鉄神保町駅から徒歩10分程度。
https://maps.app.goo.gl/xw84TBCFhH9bgksY8
オンライン:参加申込者に対して前日5月10日(金)にZOOMリンクをお送りします。
プログラム
13:00~14:00 政策研究ゼミ
大学院生など初学者を対象に、参加者の研究報告を受けて議論し改善のためのアドバイスをいたします。
2名の大学院生に研究報告いただき、議論します。
14:15~15:15 社会関係事典ワークショップ
多くの参加者の共同執筆でオンライン版及び冊子版の社会関係事典の編集を行います。
今年度は、大項目編の編集を中心に進めたいと思います。
随時新規参加者を募集しています。編集方針や執筆要領については、学会事務局までリクエストしてください。
本プロジェクト参加者には、追って詳細な資料をお送りします。
15:30~17:00 政策研究フォーラム
人事制度の変革と日本型企業不祥事のゆくえ
講師:白石賢・東京都立大学都市環境学部教授
報告概要:講師より
報告者は、過去10年以上に渡り、企業の不祥事の問題を法と経済学的な分析で研究してきました。
本報告は、日本の企業不祥事としてよく取り上げられる企業文化を進化経済学で説明した上で、日本型の企業不祥事を防ぐための企業文化の変化-「価値共有型コンプライアンス」への変化が、メンバーシップ型雇用からジョブ型雇用の中で生じ、日本型企業不祥事にも変化が起きるのではないとの仮説を提示したいと思います。また、その仮説を補強するものとして、筆者らが起こった企業文化を単語ネットワークというテキスト分析的手法で分析した結果もあわせて紹介したいと思います。皆様の、仮説へのご意見、今後の実証に向けてのご意見をお伺いしたいと思います。
講師ご略歴
一橋大学経済学部卒、北海道大学・博士(法学)。1988年 経済企画庁(現・内閣府)入庁。2008年より現職。主著に、『企業犯罪・不祥事の法政策』成文堂(2007)、『企業犯罪・不祥事の制度設計』成文堂(2010)、『日本の幸福度-格差・労働・家族』(分担執筆)日本評論社(2010)、『社会安全政策論』(分担執筆)立花書房(2018)、『[基本学習]企業犯罪と経済刑法』(分担執筆)商事法務(2023)など。
17:30~19:30 交流会(対面のみ、参加費4千円程度)
会場近くの水道橋、神保町界隈で交流会を予定しております。
気軽にご参加いただき、講師や参加者と交流をお楽しみください。
参加申込方法(5月11日)
ご参加ご希望の方は、以下のグーグルフォームにご記入の上、5月9日(木)までに送信してください。
政策研究ゼミ、社会関係事典WS、政策研究フォーラム、交流会共通の申し込みフォームです。
https://forms.gle/WXT28H4Mg8WogJvy9
登録されたアドレス宛に自動的に回答のコピーが返信されます。
イベント前日の5月10日(金)に研究会に参加するためのZOOMのリンクや会場詳細案内をお送りします。
日本社会関係学会事務局
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