2023年7月22日(土)日本社会関係学会 月例研究会
「政策研究ゼミ」「社会関係事典ワークショップ」「政策研究フォーラム(女性の孤立・孤独)」

日本社会関係学会では、以下のような月例研究会を定期的に開催しております。
「政策研究ゼミ」は、大学院生など初学者を対象にしたゼミ形式の研究会です。修論・博論を含む研究論文の執筆を支援します。
「社会関係事典ワークショップ」は、参加者が収録用語を分担執筆して社会関係事典を作成する会員参加型プロジェクトの編集会議です。
「政策研究フォーラム」は、公共政策、社会問題、市民社会などに関する幅広いテーマについて、毎回ゲスト講師等による講演や研究報告を行います。
三つの研究会は同日に連続して開催され、全部参加することも、一部だけ参加することもできます。
また、会場での参加のほかオンラインでも参加可能です。
会員はもちろん当面は非会員でも無料でご参加いただけますので、皆様の研究ネットワークや学生への広報にご協力いただければ幸いです。

2023年度第4回目となる研究会を、7月22日(土)に、下記のとおり開催いたします。
参加ご希望の方は、下の【参加申込方法】に従い、7月20日(木)までに事前申し込みをお願いします。
ぜひ多くの皆様にご参加いただければ幸いです。


日時:2023年7月22日(土)12時~16時半
会場:日本大学法学部10号館

住所:東京都千代田区神田三崎町2-3-1

最寄り駅:
JR総武線・中央線水道橋駅 東口出口:徒歩3〜5分
都営三田線水道橋駅 A2出口:徒歩3〜6分
東京メトロ半蔵門線,都営三田線・新宿線神保町駅 A4出口:徒歩5〜8分
Google Map:https://goo.gl/maps/EiXTJQ1gGYF6LBc89
オンライン:参加申込者に対して前日7月21日(金)にZOOMリンクをお送りします。


プログラム
12:00~13:15 政策研究ゼミ

今回は以下の方々の研究計画について報告していただき、改善のためのアドバイスをいたします。
峯村遥香(東北大)「From Theory to Action: an Action Research Approaches to Enhance Operational Management in NPO」
黒澤駿斗(日本大学)「日本の生命保険市場においてAdvantageous Selection は生じているのか」
森勇人(日本大学)「Well-Being と社会貢献意識の定量分析」
酒井健次(日本大学)「最低賃金と企業業績の実証分析」


13:30~14:45 社会関係事典ワークショップ

多くの参加者の共同執筆でオンライン版及び冊子版の社会関係事典の編集を行います。
今回は、小項目の試作原稿の検討を行うとともに、大項目の構成を検討します。
7月17日(月)までに原稿をお送りいただければ今回の検討対象にいたします。
現在、引き続き小項目の収録用語の提案や新規執筆者を募集しております。
新規参加者は、事務局(jasrsec(at)gmail.com)までご連絡いただければ、執筆要領、収録候補用語リストなどをお送りするとともに、事典プロジェクト参加者用メーリングリストに登録いたします。
※(at)を@に変換してください


15:00~16:30 政策研究フォーラム

テーマ「 女性の孤立・孤独とリプロダクティブ・ヘルス/ライツ 」
日本は周産期死亡率が最も低い国の1つです。また、妊娠・出産・子育てに関する制度や政策も充実しています。
一方で、孤独感の上昇や周産期メンタルヘルスの悪化、孤独によって自殺念慮をもつ人々の存在も明らかになってきていたりしており、少子化対策としての金銭的インセンティブを増やすことのみでは解決できない課題を抱えているとも言えます。また、日本においては、リプロダクティブ・ヘルス/ライツの観点から若年女性の直面する課題を捉えて議論が進んでいるとは言えません。リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは、①子供を産むか、産まないか、産むとしたらいつ、どういう間隔で産むかを決定する、②受胎をコントロールする情報と手段を持つ、③最大限の性や生殖に関する健康を享受する、という性と生殖に関する権利です。
そこで、今回は、女性のリプロダクティブ・ヘルス/ライツと孤立・孤独について考え、女性のウェル・ビーイング向上のためにどのような社会制度が必要とされているか議論します。

報告者紹介
松島みどり・筑波大学人文社会系准教授

岐阜県恵那市生まれ。イーストアングリア大学開発学部卒業。
大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了。大阪大学博士(国際公共政策)。
大阪商業大学助教、講師を経て、現在、筑波大学人文社会系准教授。
専門分野は、医療経済、政策評価など。特に、健康の社会決定要因、ウェル・ビーイングに興味をもって研究をすすめている。
https://trios.tsukuba.ac.jp/en/researcher/0000004244


17:00~19:00 参加者交流会(対面のみ)

会場近くの水道橋、神保町界隈で交流会を予定しております。
気軽にご参加いただき、イベント参加者と交流をお楽しみいただければ幸いです。


参加申込方法

ご参加ご希望の方は、以下のグーグルフォームにご記入の上、7月20日(木)までに送信してください。
政策研究ゼミ、社会関係事典WS、政策研究フォーラム共通の申し込みフォームです。
https://forms.gle/c2gqHtD2v6PPK4Cm7

登録されたアドレス宛に自動的に回答のコピーが返信されます。
また、イベント前日の7月21日(金)に研究会に参加するためのZOOMのリンクや会場詳細案内をお送りします。

それでは、多数のご参加をお待ちしております。

日本社会関係学会研究会担当
小川・山内・立福・戸川

これまでの月例研究会と今後の予定

© Copyright 2019 JASR - All Rights Reserved