2022年12月17日（土）日本社会関係学会　月例サタデーイベント （Zoom）
「社会関係資本論入門」「政策研究フォーラム」「政策研究ゼミ」＊このイベントは終了しました

日本社会関係学会では、来る12月17日（土）に、以下の通り「社会関係資本論入門」「政策研究フォーラム」「政策研究ゼミ」を以下の通り開催いたします。
今回は、東京の会場にて開催しますが、夕刻の「参加者交流会」以外はZOOMでオンライン視聴することも可能です。
ただし、ZOOM参加の場合、講師の話を視聴することはできますが、技術上双方向の議論にフル参加できない可能性があることをご承知おきください。

各セッションは連続して開講されますが、それぞれの間に15分の休憩がありますので、全部でも一部でも自由にご参加いただけます。
今回のイベントは、会員・非会員を問わず誰でも無料で参加いただけます。
この案内文は転送自由となっておりますので、皆様の同僚や研究室所属の院生、ゼミ生などにもお声がけいただければ幸いです。

日時：2022年12月17日（土）11:15～
会場：日本大学神田三崎町キャンパス法学部10号館1031講堂

住所：東京都千代田区神田三崎町2-3-1

最寄り駅：
JR総武線・中央線水道橋駅 東口出口：徒歩3〜5分
都営三田線水道橋駅 A2出口：徒歩3〜6分
東京メトロ半蔵門線，都営三田線・新宿線神保町駅 A4出口：徒歩5〜8分

プログラム
11:15～12:45【第7回社会関係資本論入門】

講師：稲葉陽二・日本社会関係学会顧問
これまで社会関係資本の定義について論じてきましたが、12月は社会関係資本をどのように計測するか考えていきます。
また後半30分は、社会関係資本をテーマに博論を書かれた気鋭の先生からお話をいただく予定です。

13:00～14:30【第7回政策研究フォーラム】

報告テーマ「 ふるさと納税は財政にどのような影響を与えるか 」
ふるさと納税制度が始まってから15年が経過しようとしていますが、制度の趣旨と実態が乖離していることが、常々指摘されてきました
例えば、制度が立案された当初は、返礼品によって寄附を募ることは想定されていませんでした。
ところが、寄附者の多くは返礼品を目当てに寄附をおこなっていますし、返礼率（寄附額に占める返礼品の割合）に上限が定められるまでは、寄附額の5割を超える返礼品を送っていた自治体も少なくありませんでした。
一方で、そうした指摘とは裏腹に、いまもなお制度を通じた寄附額・件数は増え続けています。
現時点では、財政に与えるインパクトはあまり大きいとはいえませんが、仮に今後も寄附額が増え続けるならば、やがて無視できないものになるかもしれません。 そこで、改めてふるさと納税制度の論点を整理するとともに、財政に与える影響について考えたいと思います。

報告者：小川顕正・新潟大学経済学部准教授
【報告者略歴】
慶應義塾大学卒業後、一橋大学国際・公共政策大学院および大阪大学大学院国際公共政策研究科博士後期課程修了、大阪大学博士（国際公共政策）。
古河電気工業株式会社、川崎市議会議員などを経て現職。古河電気工業株式会社では人事施策の立案に携わる。
NPMや公務員の働き方など公共経営に関わる様々なトピック、諸政策の効果（GoToキャンペーンやマイナンバーカードなど）について実証分析を行っている。

14:45～16:15【第7回政策研究ゼミ】

テーマ：参加型社会関係学事典プロジェクト・オリエンテーション
学会公式サイトの中にポータルサイトを新設し、社会関係学（ソーシャル・キャピタル、市民社会、政策評価など）に関する事典などを構築していく会員参加型プロジェクトのオリエンテーションです。
関心をお持ちの方はぜひこのセッションにお立ち寄りいただき、コンテンツ作成や協働の方法に関する意見交換に参加していただければ幸いです。
今回は、前回の議論を受けて、より具体的な編集方針などについて議論する予定です。
なお、本プロジェクトに参加ご希望の方は、（今回の出欠に関わらず）以下の参加登録フォームにご記入の上、11月30日までに送信してください（すでに登録済の場合はご放念ください）。
https://forms.gle/J9fp6z1LTQBT4SPDA

17:00～19:00【交流会】

終了後、水道橋、神保町界隈で参加者交流会、懇親会を予定しています。 交流会のみ参加することもできます。
対面のみでオンライン参加はできません。
参加費4千円前後。会場は参加者数をみて、その場で決めたいと思います。

参加申し込み方法

12月17日の各イベントにご参加ご希望の方は、以下のグーグルフォームにご記入の上、原則12月15（木）までに送信してください。
社会関係資本論入門・政策研究フォーラム・政策研究ゼミ共通の申し込みフォームです。
必要事項を記入して送信すると、自動的に回答のコピーが返信されますので、これをもって受付完了です。
https://forms.gle/KqDUucCtNdE9ft4V9

申込者には、会場参加、オンライン参加とも、前日12月16日（金）に、研究会に参加するためのZOOMのリンクをお送りいたします。
会場にてご参加の方は、会場においてご自身のPCにてZOOMを視聴することもできます。

それでは、多数のご参加をお待ちしております。

事務局

→ これまでの月例サタデーイベントと今後の予定