2022年11月5日（土）日本社会関係学会　月例サタデーイベント （Zoom）
「社会関係資本論入門」「政策研究フォーラム」「政策研究ゼミ」＊このイベントは終了しました

日本社会関係学会では、来る2022年11月5日（土）に、以下の通り「社会関係資本論入門」「政策研究フォーラム」「政策研究ゼミ」を開催いたします。
「社会関係資本論入門」は、ソーシャル・キャピタル（社会関係資本）について、初学者が体系的に学べるよう企画された連続講義です。
「政策研究フォーラム」は、公共政策、社会問題、市民社会などに関する広いテーマについて、毎回ゲストスピーカーをお招きして、話題提供していただきます。
「政策研究ゼミ」は、当初の予定を変更して、今回から参加型の新しい協働プロジェクトについてご提案、意見交換する予定です（下記参照）。

各イベントは同じ日に連続して開講されますが、それぞれの間に15分の休憩がありますので、全部でも一部でも自由にご参加いただけます。
今回は、会員・非会員を問わず誰でも無料で参加いただけます。
皆様の同僚や研究室所属の院生、ゼミ生などにもお声がけいただければ幸いです。

サタデーブラウンバッグセミナー「第6回社会関係資本論入門」
（11月5日（土）11:15～12:45）

講師：稲葉陽二・日本社会関係学会顧問／芳賀通匡・静岡福祉大学講師
これまで、社会関係資本研究の潮流の俯瞰をしたあと、コールマン先生、パットナム先生、オストロム先生と3人の碩学の社会関係資本論を概観してきましたが、そのまとめと、私の考えに基づいた定義をご紹介したいと思います。
また、後半30分は、静岡福祉大学芳賀通匡先生から、先生の博論「大学におけるソーシャル・キャピタルと主観的ウェルビーイング，適応の心理学的研究」とその後の研究についてお話しいただいた後、博士号取得に至るご苦労についてのインタビューを行います。

第6回政策研究フォーラム（11月5日（土）13:00～14:30）

報告テーマ「 第20回党大会後の中国のゆくえ：党内人脈から探る 」
いま、習近平政権は異例3期目に突入することがほぼ確実視されています。一方で、数年前に比べて中国をめぐる国際情勢は混迷の度合いを深めています。 米中対立に加えて、ロシアとの関係など、複雑な国際情勢を中国は、そして習近平はどのように切り抜けようとしているのでしょうか？ また、日本の報道ではあまり詳細を窺い知ることができない党内人脈が習近平の意思決定に与える影響にも焦点を当てて読み解きます。

報告者：土屋貴裕・京都先端科学大学経済経営学部准教授
【報告者略歴】
慶應義塾大学卒業後、一橋大学大学院および防衛大学校総合安全保障研究科後期課程卒業、博士（安全保障学）
外務省国際情報統括官組織第二国際情報官室専門分析員、在香港日本国総領事館専門調査員などを経て京都先端科学大学経済経営学部准教授。
研究室HP：https://www.kuas.ac.jp/edu-research/profile/takahiro-tsuchiya

第6回政策研究ゼミ（11月5日（土）14:45～16:15）

テーマ：参加型協働プロジェクトの提案と意見交換
学会公式サイトの中にポータルサイトを新設し、社会関係学（ソーシャル・キャピタル、市民社会、政策評価など）に関する、事典、データ解説、ブックレビュー、リンク集などのコンテンツを構築していく会員参加型の新しい協働プロジェクトを検討しております。
うまくいきそうなら、来年度の当学会の事業として提案したいと考えております。 関心をお持ちの方はぜひこのセッションにお立ち寄りいただき、コンテンツ作成や協働の方法に関する意見交換に参加していただければ幸いです。
なお、事典やデータ解説の完成イメージを持っていただくため、テーマは異なりますが、日本公共政策研究機構の協力により、以下の冊子セットをサンプルとしてお送りすることができます。
・山内・田中・奥山編『NPO・NGO事典：市民社会の最新情報とキーワード』（309ページ、NPO研究情報センター）
・山内・田中編『NPO・NGOデータブック』（130ページ、日本公共政策研究機構） これら冊子は送料も含め無料です。在庫があるかぎりお送りしますので、ご希望の方は、下記申込フォームに希望送付先（国内に限る）を記入してください。

参加申し込み方法

11月5日の各イベントにご参加ご希望の方は、以下のグーグルフォームにご記入の上、原則11月3日（木）までに送信してください。

社会関係資本論入門・政策研究フォーラム・政策研究ゼミ共通の申し込みフォームです。
必要事項を記入して送信すると、自動的に回答のコピーが返信されます。
社会関係資本論入門・政策研究フォーラム・政策研究ゼミ共通の申し込みフォームです。
https://forms.gle/qSqFGmWeeSMGXTGH8

申込者には前日11月4日（金）までに研究会に参加するためのZOOMのリンクをお送りいたします。
それでは、多数のご参加をお待ちしております。

事務局

→ これまでの月例サタデーイベントと今後の予定