ソーシャル・キャピタル研究会(2024年11月21日(木)19時30分~21時 Zoom開催)
講師:稲葉陽二・日本大学大学院法学研究科非常勤講師
           露口健司・愛媛大学大学院教育学研究科教授、放送大学客員教授

本年2月からは社会関係資本の規定要因について1年がかりで考えています。11月は社会関係資本の重要な機能である「集合行為のジレンマ」への影響、とくにその解決に重要と思われる「キー・コンピテンシー」について検討します。我が国の教育領域において長年精力的に社会関係資本研究を主導されてこられた露口健司先生を御招きし、ご講義をいただきます。本メールに今回のご講義で解説していただく露口先生ご執筆の以下の論文を添付させていただきます。キー・コンピテンシーは2000年代初頭にOECDによって開発された概念ですが、社会関係資本の機能面から評価にともない、その意義の再発見といった位置づけです。


演題1:
「機能面からの定義に基づく社会関係資本の規定要因ー多少の哲学的分析も含めて」
講師:稲葉陽二・日本大学大学院法学研究科非常勤講師

稲葉陽二著『ソーシャル・キャピタル新論』東京大学出版会, 2024年9月刊行
https://www.utp.or.jp/book/b10086372.html

演題2:
「社会関係資本の規定要因してのキー・コンピテンシー」
講師:露口健司・愛媛大学大学院教育学研究科教授、放送大学客員教授

露口健司(2016)「キー・コンピテンシーが社会関係資本の醸成に及ぼす効果―学習の社会的成果についての検討―」、愛媛大学教育学部紀要 第63巻, pp.13-29

露口健司編著『ソーシャル・キャピタルで解く教育問題』ジダイ社, 2019年1月刊行.
大野裕己・露口健司著『日本の教職論』放送大学教育振興会, 2022年3月刊行.
露口健司著『教員のウェルビーイングを高める学校の「働きやすさ・働きがい」改革』教育開発研究所, 2024年2月刊行.


参加申し込み方法

申込みフォームから事前申込みをお願いいたします。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdHQVyCX2_EzHC4DIpfzTgxLuCrDJYqRWDt58dbjhw8djQF-g/viewform
ご入力いただいたメールアドレス宛てにZoomの招待URLをお送りいたします。

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