ソーシャル・キャピタル研究会(2024年10月31日(木)19時30分~21時 Zoom開催)
講師:平井寛・山梨大学大学院総合研究部生命環境学域 社会科学系(地域社会システム学) 准教授  *終了しました

本年2月からは社会関係資本の規定要因について1年がかりで考えています。10月は社会関係資本の重要な苗床であるコミュニティの規定要因について、ミネルヴァ書房から上梓されたご高著『まちづくりによる介護予防「武豊プロジェクト」の戦略から効果評価まで」(https://www.minervashobo.co.jp/book/b641962.html)に基づいてご講義いただきます


演題:「まちづくりによる介護予防:「武豊プロジェクト」の戦略から効果評価まで―社会関係資本の規定要因を探る」

ミネルヴァ書房から上梓されたご高著『まちづくりによる介護予防「武豊プロジェクト」の戦略から効果評価まで」に基づいてご講義いただきます。

【研究分野】
社会基盤(土木・建築・防災) / 土木計画学、交通工学 /
ライフサイエンス / 衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含まない /
人文・社会 / 社会福祉学 /
環境・農学 / 地域環境工学、農村計画学 /

【学歴】
1997年2月 -京都大学農学部卒
1999年3月 -京都大学, 大学院農学研究科,地域科学専攻 修士課程修了
2002年3月 - 同上博士課程後期修了 博士(農学)

【講師ご略歴】
2016年4月 - 現在 山梨大学大学院総合研究部生命環境学域 准教授
2011年2月 - 2016年3月岩手大学工学部 准教授
2004年4月~2011年3月日本福祉大学主任研究員

【主著】
・外出頻度を尋ねる際の外出の定義の有無により生じる「閉じこもり」群の要介護リスクの違い   平井 寛, 近藤 克則, 日本公衆衛生雑誌 69(7) 505-516 2022年7月15日.
・Physical activity and cumulative long-term care cost among older japanese adults: A prospective study in jages   Hiroshi Hirai, Masashige Saito, Naoki Kondo, Katsunori Kondo, Toshiyuki Ojima, International Journal of Environmental Research and Public Health 18(9) 2021年5月1日.
・The risk of functional limitations after driving cessation among older Japanese adults: the JAGES cohort study   Hirai H, Ichikawa M, Kondo N, Kondo K、Journal of epidemiology 2019年6月.
・住民ボランティア運営型地域サロンによる介護予防事業のプロジェクト評価   平井寛,近藤克則,季刊社会保障研究46(3) 2010年12月.

【講師からのメッセージ】
 武豊プロジェクトではつながりと信頼をつくること,住民主体で行うことによって地域全体を健康にすることを目指しました.どのようなしかけを行い,職員と住民を含めた地域がどのように変わっていったかをデータとエピソードを交えて解説します.


参加申し込み方法

申込みフォームから事前申込みをお願いいたします。
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