ソーシャル・キャピタル研究会(2024年8月22日(木)19時30分~21時 Zoom開催)
講師:藤山英樹・獨協大学 経済学部 国際環境経済学科 教授
*終了しました
本年2月からは社会関係資本の規定要因について1年がかりで考えていきます。8月は社会関係資本の重要な構成要因であるネットワークの規定要因について藤山英樹先生からご講義いただきます。ゲーム理論から社会ネットワーク構造を明らかにする先生のご近著『ゲーム理論からの社会ネットワーク分析』(オーム社刊、https://www.ohmsha.co.jp/book/9784274230899/ )は第2回日本社会関係学会賞・特別賞を受賞されています。
演題:「日本企業ネットワークのダイナミクス:なにがネットワークを規定するのか」
【ご研究分野・研究キーワード】
人文・社会 / 社会学 / 社会ネットワーク分析
人文・社会 / 理論経済学 /
社会ネットワーク分析 、Economic Theory
【講師ご略歴】
1971年大阪府生まれ
1995年 京都大学 経済学部 経済学科 卒業
2000年 京都大学大学院 経済学研究科 博士後期課程 単位取得満期退学
2000年 獨協大学 経済学部 経済学科 専任講師
2003年 京都大学 博士(経済学)
2013年 獨協大学 経済学部 国際環境経済学科 教授、現在に至る。
【主著】
『情報財の経済分析』(昭和堂、2005)
『統計学からの計量経済学入門』(昭和堂、2007)
Fujiyama, H. (2020). “Network centrality, social loops, and optimization,”Evolutionary and Institutional Economic Review, Vol. 17, No. 1, pp. 39–70.
Fujiyama, H., Kamo, Y., and Schafer, M. (2021). “Peer effects of friend and extracurricular activity networks on studentsʼ academic performance,” Social Science Research, Vol. 97, 102560.
Fujiyama, H., and Fujimoto, K. (2018). “Stochastic actor-oriented models for multiplex conversation-advice network dynamics based on the self-determination theory,” Sociological Theory and Methods (『理論と方法』), Vol. 33, No. 1, pp. 79–93.
【講師からのメッセージ】
社会ネットワーク分析の観点から、3500社を超える日本の上場企業について考察します。役員派遣、株式取得、役員兼任というネットワークの多重性をおさえつつ、各ネットワークの特性と、どのような部分ネットワークが形成されやすいかについて明らかにします。
参加申し込み方法
申込みフォームから事前申込みをお願いいたします。
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