ソーシャル・キャピタル研究会(2024年2月29日(木)19時30分~21時 Zoom開催)
講師:荻野亮吾・日本女子大学人間社会学部教育学科准教授
*終了しました
2022年12月よりまちづくりをテーマに開催してきましたが、本年2月からは社会関係資本の規定要因について1年がかりで考えていきたいと思います。トップバッターとして気鋭の教育社会学者荻野亮吾先生にご出講いただきます。同氏は2022年1月に勁草書房より『地域社会のつくり方 社会関係資本の醸成に向けた教育学からのアプローチ』を上梓されています。2月の研究会では同書に基づいた最新のご研についてご講義いただきます。
演題:「地域社会のつくり方:社会関係資本の醸成に向けた教育学からのアプローチ」
学位:博士(教育学)
略歴:東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。東京大学高齢社会総合研究機構,佐賀大学大学院学校教育学研究科等を経て現職。
【研究分野・研究キーワード】
社会教育学 成人学習論
社会関係資本 持続可能な地域づくり 地域教育経営 地域学習支援 アクション・リサーチ コミュニティ・エンパワメント 超高齢社会 公民館経営 地域学校協働 コミュニティ・スクール
【主要著書・訳書】
・荻野亮吾『地域社会のつくり方ー社会関係資本の醸成に向けた教育学からのアプローチ』勁草書房,2022年1月.
・荻野亮吾・丹間康仁編『地域教育経営論ー学び続けられる地域社会のデザイン』大学教育出版,2022年10月.
・似内遼一・高瀬麻以・荻野亮吾・村山洋史監訳『コミュニティを研究するー概念、定義、測定方法』新曜社,2023年8月.
【講師からのメッセージ】
教育学の分野で、地域社会を対象にした研究を進めています。地域社会がどのような原理で構成され、どう揺らいでいるのか、社会関係資本の構築と維持という観点から分析し、『地域社会のつくり方』という書籍にまとめました。
当日は、公民館活動や地域学校協働活動を題材とした事例分析の結果や、持続可能な地域づくりに関するアクション・リサーチの進捗状況についてご報告をさせていただきます。
荒削りな研究ではありますが、参加者の皆様からご意見・ご批判を賜り、議論を深めていくことができれば幸いです。
参加申し込み方法
参加費は無料です。申込みフォームから事前申込みをお願いいたします。
ご入力いただいたメールアドレス宛てに 2月28日(水)までにZoomの招待URLをお送りいたします。
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