ソーシャル・キャピタル研究会(2021年12月16日(木) 19時半~オンライン開催)
講師:斎藤雅茂先生(日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科准教授)
*このイベントは終了しました
演題:「高齢者の現状とソーシャル・キャピタルからみた社会的孤立ー日英(JAGES・ELSA)比較研究の知見と、愛知県常滑市でのインセンティブ付与型の地域活動促進事業の効果分析」
「高齢者の現状とソーシャル・キャピタルからみた社会的孤立ー日英(JAGES・ELSA)比較研究の知見と、愛知県常滑市でのインセンティブ付与型の地域活動促進事業の効果分析」
研究会参加希望の方はGoogle Formsに記入お願いします。申込みGoogle FormのURLをクリックして必要事項をご記入の上、送信ボタンを押してください。12月15日までにZoom招待URLをお送りし、かつ当日にリマインダをお送りします。
本研究会は 主宰者の稲葉陽二が担当する日本大学大学院法学研究科経済政策特殊講義Ⅱの授業を一般に公開するものですが、今回は日本社会関係学会からも参加案内をお願いし共催とさせていただきます。冒頭20分は稲葉より大学院授業の一環としてご講義のテーマに基づき講義をさせていただきます。
斉藤雅茂先生は日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科准教授、博士(社会福祉学)上智大学。
ご専門は人文・社会/社会福祉学、またJAGES(日本老年学的評価研究)のコアメンバーとして長年ご活躍です。ご研究のキーワードは健康の社会的決定要因、貧困・社会的排除、社会的孤立、高齢者、です。2018年にご高著『高齢期の社会的孤立と地域福祉;計量的アプローチによる測定・評価・予防策』明石書店を上梓されています。また、ファーストオーサーとしての最近のご業績は以下のとおりです。
・Saito, S., et al. (2020)Cross-national comparison of social isolation and mortality among older adults: A 10-year follow-up study in Japan and England. Geriatrics & gerontology international 21(2) 209-214 .
DOI https://doi.org/10.1111/ggi.14118
・Saito,S. et al.(2021)Differences in Cumulative Long-Term Care Costs by Community Activities and Employment: A Prospective Follow-Up Study of Older Japanese Adults,
Journal of epidemiology and community health
DOI https://doi.org/10.1136/jech-2021-217211
・斉藤雅茂ほか(2021)要支援・要介護リスク評価尺度点数別の累積介護サービス給付費:介護保険給付実績の6年間の追跡調査より、『日本公衆衛生雑誌』
DOI https://doi.org/10.11236/jph.21-056
日時:令和3年12月16日(木)19:30~21:00
19:30~19:50 講義1 稲葉陽二先生 日本大学大学院法学研究科経済政策特殊講義Ⅱ
19:50~20:30 講義2 斎藤雅茂先生「高齢者の現状とソーシャル・キャピタルからみた社会的孤立ー日英(JAGES・ELSA)比較研究の知見と、愛知県常滑市でのインセンティブ付与型の地域活動促進事業の効果分析」
講師の先生からのメッセージ
私は社会福祉学の視点から平均像では描かれない諸問題として、高齢者の社会的孤立や貧困に着目し、その測定と関連要因の解明を行ってきました。その際に、学際的・実証的な研究ということにも拘って参りました。当日は有益なディスカッションができることを楽しみにしております。
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